GWにDVD BLU-RAYの整理をしたのに続いて
VHSテープを整理中です(汗)

主にドラマがほとんどで、後は映画とか
レンタルのダビングしたものとかありましたが

何で今まで放って置いたかというと
例えばDVDに焼いて入れ替え保管をすればよかったのですが
コピーガードとかあって出来たり出来なかったりとか

いずれ年数が立てば興味もなくなって全部捨てればいいみたいな考えで
いよいよ着手したのですが
こちらもなかなか見入ってしまって進まず(笑)

そんな中どうしても取っておきたいドラマや映画が
いくつかありましたのでこのブログで紹介していきたいと思います。

今回は1987年に放送されたNHK単発ドラマ「月夜のうさぎ」
第11回創作テレビドラマ脚本懸賞公募入選作で金谷祐子さん脚本
富田靖子さんと長山藍子さんと木村一八さん出演でした。

当時の富田さんは映画「アイコ十六歳」の12万7千人参加の
オーディションで主演で選ばれて女優デビュー後
大林監督の尾道3部作「さびしんぼう」の演技で評価を高め
アイコ十六歳 [DVD]
紺野美沙子
アミューズ・ビデオ
2003-12-05


さびしんぼう
岸部一徳
2013-11-26


次はTVのドラマでと売り出しの頃だったと思いますが
連続ドラマはちょっと力が入りすぎ?空回り?
周りの同年代の俳優さん達からちょっと浮いた感じでしたかね~

でもNHK初出演のこのドラマだけは
映画主演女優の凄さを感じましたなあ~
長山さんも木村さんも良かった。

ストーリーは木村さんと富田さんの駆け落ち若夫婦の家へ
木村さんが怪我させてしまった長山さんを連れ帰るところから始まり
実は長山さんはお腹に子供がいて、産むには年齢的に最後と思われ、
さらに子供の父親は実は奥さんがいてと結構ドロドロした内容
身勝手な大人の都合に左右されそうな子供の命を思い、
やるせなさに富田さんが怒り叫び、
その富田さんをいい加減に宥める木村さんがまた渋くて
最後はハッピーエンドと
劇中曲のWhitney Houstonの「All At Once 」 の
効果もあってとても感動的な作品でした。
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富田木村コンビはこの頃
「なんて素敵にジャパネスク」とかでの共演もあったのですが
今更ながら木村さんのあの事件がなければ
このドラマの男の子の性格だったらと思いましたし、

連続ドラマ主役は数字的にもうひとつだったらしい富田さんは
最近は朝ドラ「スカーレット」のお母さん役でも高評価でしたし
デビュー当時は目指す女優さんにあの市原悦子さんを挙げていたのでね
脇役から今度また主役も期待したいですて